1月18日(土)、中学3年生は中学3年間の学びの集大成となる、プレゼンテーション大会(LiP大会)を行いました。
具体的には、中学2年生の「自己発見と共生の旅」、中学3年生の「平和と命の旅」や「ワールドピースワークショップ」などで学んだことをふまえ、これからの時代を切り開く人材として、未来への提言を発表し、ルーブリックによって評価しました。
3時間目は、保護者観覧のもと各教室でクラス予選会を行い、4時間目は、つばさホールで各クラスの代表チームによる決戦大会を行いました。
どのチームも、内容はもちろんのこと、寸劇や小道具なども交えた大変工夫のある発表で、目を見張るものばかりでした。
《全体テーマ》
「未来への提言」
《クラス代表チームのテーマ》
1組:「一流等々力生になるための格付けチェック」
2組:「IくんとMさんの物語」
3組:「私たちの成長日記」
4組:「3年間の学びから未来へ」
5組:「共に生きるということ」
《生徒の振り返り:この3年間の中学での学びと成長を高校生活のどの様な部分において生かしていこうと思いますか。》
中学生活ではまだ小学生の自分を引きずっている場面が多くあったけれど、中学3年生という第二ステージに上がったタイミングから人との正しい接し方や寄り添い方を見直した。これから大学受験があるので、それを元気に乗り越えるためには周りの仲間が欠かせないので、困っている人がいたら寄り添い共に考えるなど協力することが大切だと思った。高校生活では勉強で苦しむことが沢山あると思うけれど、仲間と切磋琢磨して、このような大きな行事がある時は楽しみながら、多くの学びを吸収していきたい。
この3年間で学んだことや成長したことを、高校生活では人との関わり方や日々の過ごし方に生かしていきたい。まず、命の大切さや感謝する気持ちは、食事や身の回りのことを当たり前だと思わず、常に感謝しながら生活することにつながる。高校では忙しい日々が増えるかもしれないけれど、小さなことにも感謝する心を忘れないようにしたい。共生の大切さについて学んだことは、高校での友人関係や部活動に生かしていけると思う。いろいろな考え方や価値観を持つ人と出会う中で、相手を尊重しながら自分の意見を伝えることを意識していきたい。特に「十の掟」で学んだように、お互いを支え合うことが信頼関係につながることを大切にしたい。また、平和の大切さを考えた経験は、高校生活の中でニュースや社会の出来事に関心を持ち続けることにつながると思う。学びや部活動を通じて、自分が将来社会にどう貢献できるかを考えながら行動していきたい。この3年間の学びは、ただ覚えるだけで終わるものではなく、これからの高校生活で実際の行動に生かしていくべきだと思う。そのために、日々の生活の中で意識して過ごしていきたい。
高校生活ではより一段と成人の領域に近づいていくので、ひとつひとつの言動に責任を持ちたい。今までのように全てが大人に守られているというようにはならないので、頭を柔らかくして、冷静に考えていきたい。
自分たちの班では学びを「きくこと」とし、これからは「考える」ことができる人になりたいと発表した。自分は高校で留学に行く予定であり、その1年間は海外で多くのことを「きく」ことで「考える」ことに繋げ、さまざまな学びを得たいと思っている。
3年間の学びを無駄にしないためにも高校生、ゆくゆくは社会人になっても日新館で学んだ礼儀や、特攻隊や原爆に関する平和の精神を忘れないように伝えていけるように日本語力を高めていこうと思います。決して風化させないように意識を常に張り巡らせながら日常生活を過ごしていきたいと思います。
私達は今回「共生」の大切さをメインテーマとして発表を行いました。そのため、共生を意識してこれから生活していくのはもちろんのこと、協調性などといったことも意識して生活していきたい。さらには自分の中だけにおさめるのではなく様々な人に伝えるようにしていきたい。また、今回大勢の前で発表できたということはとても良い経験になったため、この経験が無駄にならないように学校生活を送りたいです。
中学3年間で学び得たものを生かして、生徒たちが充実した高校生活を送れるよう強く願っています。
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