11月24日から26日にかけて、高校1年生では宿泊行事のグローバルキャンプが行われました。このプログラムは、留学生とともに世界のさまざまな問題について英語で議論しながら学び、考えるものです。この活動の目的は、世界で起きている問題を自分のこととして捉え、異なる考えや文化を理解するグローバルマインドを育むことです。

1日目は、班ごとに自己紹介を行ったのですが、留学生は母国についてもクイズを交えながら紹介してくれました。生徒は日々の学校活動で進めている研究論文について英語で発表しました。留学生から意見をもらい、新たな視点から研究を深めるきっかけとなったようです。
2日目の午前中は、レクリエーションを通して留学生との交流を深めました。活動中も積極的に会話をしている生徒が多く、英語が伝わることの楽しさを実感できたようです。
午後は、留学生の母国の社会問題とその解決策を議論し、最終日のプレゼンテーションに向けて準備しました。日本語でも考えるのが難しいような話題もありましたが、分かるまで話し合ったり、自分の知っている範囲の英語でどのように表現できるか考えたりしている姿が多く見られました。
最終日は、留学生と共に英語でプレゼンテーションを行いました。3日間の活動の集大成であり、その完成度には驚きました。生徒自身もかなりの達成感があったようです。

コロナ対策のため黙食、マスク・検温・消毒を気にかけ、例年にはない制限もありました。また、世界各国からの留学生との英語でのコミュニケーションに悪戦苦闘してる生徒もいました。しかし、英語が伝わった時は嬉しいようで、次第に積極的に話せるようになっている生徒も多く、英語を話す自信を得られたようです。