国連WFP協会の方とそのボランティアスタッフ、本校の給食業者「わくわく広場」の方にお越しいただき、6月18日(土)に行いました。
世界の食料問題(飢餓問題)について考え体験することで、生徒自らが恵まれた環境に置かれていることを再認識すること、生徒自身が世界の食料問題に対してどのような形で関わっていけるかを考えることを目的に毎年行っています。
前半は、「SDGsと国連WFPの食料支援―飢餓ゼロを目指し、私たちにできることー」のテーマのもと、WFP協会の方に講演していただきました。
朝7時に学校で給食を食べることで、子どもたちの学びの機会へと繋がり、給食が貧困の連鎖を断ち切る重要な役割を果たしていることなどをお話いただきました。
後半は、WFP協会のボランティアスタッフがファシリテーターとなり、世界の食料の格差を疑似体験できる「ハンガーバンケットゲーム」を行いました。
ゲーム終了後は、以下の2つのテーマについて班ごとにディスカッションをし、各クラスの代表者が発表しました。
【ディスカッションのテーマ】
「世界の人々が必要な食料にアクセスするためにはどうしたらいいか?」
「自分たちにはどんなことができるか?具体的な行動を3つ考えてみよう」
【生徒の発表内容〜自分たちにできる具体的な行動 抜粋】
・食べ残しをしない。
・食べられるだけの量の食料を買う。
・給食を残さずに食べる。
・寄付をする。
・食料支援も大事だが、自給自足できるような支援をすることも大事である。
生徒達は、「WFPの日」を経て、飢餓問題や食料支援について、当事者となって多くのことを考えることができました。
これらのことを、明日からの行動に繋げていってくれることと思います。
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