TTN Vol.15
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6 ユネスコスクールは、1953年ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するため発足しました。世界182か国で約1万校が活動しています。日本国内では、929校の幼稚園、小学校・中学校・高等学校及び教員養成系大学が認可されています。本校は、都内の中高一貫校14校目の認可校となりました。本校では「ノブレスオブリージュ」の理念のもと行われている日々の学習、行事、生徒会、委員会、部活などの諸活動がユネスコの目指すものと合致しているとの理由から認可されました。特に、ボランティア委員会が行っているペットボトルキャップや古着、文房具の回収活動、ユネスコ世界寺子屋運動に参加して行われている「書き損じ葉書」の回収活動、給食委員会が行っているWFPの赤い茶碗運動が高く評価されました。今後、ユネスコスクールのグローバルなネットワークを活用して世界中の学校と交流し、情報や体験を分かち合い地球規模の諸問題に対して等々力生が対処できるよう、ESD(持続可能な開発のための教育)が目指す教育の推進と併せて、ユネスコスクールとしての役割を果たしていきます。 本校が今まで取り組んできたボランティア活動や国際理解のための活動が認められ、『東京都市大学等々力中学校・高等学校 インターアクトクラブ』が創立されました。インターアクトクラブとは、12〜18歳を対象としたクラブで、奉仕活動や国際理解を育むための活動を行います。本校では東京世田谷南ロータリークラブが提唱クラブとなって、インターアクトクラブが設立される運びとなりました。現在は組織作りや今後の活動指針となる目標を検討している所です。ボランティア活動と併せて、今後さらに充実した活動ができることが期待されています。インターアクトクラブ設立第1回定例会の様子インターアクトクラブ認証賞伝達式Todoroki Newsユネスコスクール加盟校に決定カンボジアに開所された16か所目の寺子屋の銘板に本校の校名が記載されましたボランティア委員が作製した「世界寺子屋運動」のポスターを校内に掲示しました藍桐祭では23152個ものキャップを回収しました朝、昼、晩に食事ができ、暖かい布団で眠ることができる。そして、私立の学校に通って学ぶこともできる私たちは大変恵まれています。「恵まれた環境と才能を使い切ることが私たちの責任と義務である」というノブレスオブリージュの理念のもと、私たちは学校生活を送っています。日々の活動が、由緒ある2つの団体に認めていただいたので、ここにご紹介します。

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