TTN Vol.21
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 本校の大きな学校行事の1つである藍桐祭は生徒が主体となった執行部が企画や運営を行っています。先輩たちから受け継いできたものに自分たちの色を加えながら約1年間活動しています。今年度の高校2年生17名の執行部は2019年11月に発足し、毎週月曜日と水曜日の昼休みに会議を行い、放課後や年末年始も活動しながら第74回藍桐祭に向けて骨子の作成に取り組みました。「○(まる)」というテーマのもとで、オリンピックのように1人ひとりが輝き、みんなが1つに繋がることを目標としていました。 まもなく新年度、藍桐祭のテーマや執行部の取り組みを全校生徒へ発表を控えたところで、私たちは新型コロナウィルス感染拡大という未曾有の事態に見舞われました。緊急事態宣言の発出を受け、本校も昨年3月~5月まで休校になりました。ステイホームの中でも生徒たちは前を向き、データのやり取りやオンライン会議を実施しましたが5月に藍桐祭の中止が決定しました。その事実を伝えたときの沈黙は忘れられません。 生徒たちは中止が決まった後も自分たちが活動してきたことを何か形として残すことはできないか、先輩から受け取ったバトンをきちんと後輩へ渡したいという熱い想いを抱き続けました。本校生徒や教職員の協力が得られ、昨年11月の土曜日の授業終了後には藍桐祭の代替イベントを開催することができました。執行部のメンバーや取り組み、テーマ発表の動画を教室で放映し、聖火ランナーとなった生徒の様子をライブ配信しました。思い描いていた藍桐祭後の充実感とは異なりましたが、執行部の生徒たちは達成感で満ち溢れていました。 すでに校内では2021年度の藍桐祭に向けて後輩たちが活動しています。コロナウィルスとの共生が求められる中で、代々受け継がれてきたものと新たに必要になるものを共存させながら2年ぶりの藍桐祭開催に向けて歩んでほしいと思います。vol.21 2021 Mar.ノブレス・オブリージュ─高潔な若人が果たすべき責任と義務─CONTENTSLIVE配信 想いを繋ぐ藍桐祭帰国生プレゼン/落語教室ミュージカル鑑賞教室/キャリアガーデン/水俣オンライン学習謎解き大会/音楽鑑賞教室/クロスカルチャ ーエンパワーメントプログラム/等々力交流校の生徒からのメッセージ等々力のICTオンライン教育 Part-2P1 2 3 4 56・7都市大等々力ニュースレターToshidai Todoroki Newsletter第74回藍桐祭 6代目執行部担当 上原 智今年のテーマ「○」ま るLIVE配信想いを繋ぐ藍桐祭6代目執行部から7代目執行部へのバトン

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