TTN Vol.21
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例年中学3年生は、修学旅行(「平和と命の旅」)として11月に九州を訪れています。しかし、今年度はコロナ禍の影響により中止となってしまいました。 本来「平和と命の旅」では、例年「水俣」を訪れ、語り部の方から「水俣病」に関する体験談を聞いています。また、鹿児島の知覧特攻平和会館や長崎の原爆資料館を訪れ、戦争に関する史実を学び、事後学習として各国から日本に訪れて学んでいる留学生と意見交換しながら、「平和」について考える「ワールドピースワークショップ」という行事も行っています。 今年度は実際に九州を訪れることができなかったため、その代替プログラムとして「水俣オンラインエクスカーション」という行事を11月11日(水)に実施しました。これは水俣の現地とZoomを利用してオンラインでつなぎ、慰霊式典や講義、語り部さんによる講話等を実施するプログラムです。生徒たちはメモを取りながら真剣に講義・講話を聴いていました。「経済の発展を優先するべきか、人命を優先するべきか。」水俣病を巡る問題の根っこにあるものが、私たちが今コロナ禍の中で経験している問題と同種のものであることに気づいた生徒たちは、現代社会の抱える問題として学びを深めていました。水俣オンラインエクスカーション中3ミュージカル鑑賞教室中2キャリア教育プログラム:キャリアガーデン中2 2月24日(水)に学年行事として劇団四季ミュージカル「アラジン」を鑑賞してきました。緊急事態宣言下での実施だったため、様々な感染予防対策を講じての実施となりました。 生徒は、唯一の校外学習に事前学習から大変興奮しておりました。内容は誰しも知っているストーリーではありますが、その演出が大変すばらしく、アラジンの世界へすっかり引き込まれてしまいました。劇団の皆さまも久しぶりの学生団体だったということで、気合いを入れて演じて下さったそうです。多くの生徒の翌日のTQノートには、その感激、感動の様子が書かれていました。心の成長や視野の広がりといった意味で、コロナ禍で行った校外学習としては、非常に良いものになりました。 中2学年では「自分と向き合う」「職業を知る」を二つの柱としてキャリア教育プログラムを実施しました。「将来の理想の自分」や「自分の職業観」を探りながら、世の中にある「お仕事」を調べ、適性を考えました。時にはグループメンバーにアドバイスをもらったり、考えを共有したりして、自分一人ではたどりつけない発見がありました。(11月14日(土)、21日(土)実施)03
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