2025年度パンフレット_東京都市大学等々力高等学校
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生徒の志望校・レベル・適性に合わせた各種講座の実施授業自学自習TQノートTQノートの巻末の世界地図は、最難関の大学合格に必要とされる1日100分の学習が実現できた時に1マス塗りつぶすことができます。そして、年間で56,400分(940時間)の学習が確保できた生徒は、世界一周の時間の旅をした(around the world)ことになるよう設計されており、達成者はネームプレートがTQモニュメントに設置されます。また記念品が授与されます。勉強と部活との両立が図れるようになって、大きな自信もつきました私はTQノートを活用することで、しっかりと勉強の計画が立てられるようになりました。そして、計画通りに勉強を終えられたかどうかを振り返り、その反省を次に活かせるようになっています。こうして勉強と女子バレーボール部との両立が上手に図れるようになったのです。また、私は中2まで数学が苦手だったのですが、問題集を毎日解く計画を立てて実行したところ、中3になってから模試や定期考査で点数が取れるようになり、成績の順位がアップしました。他の教科の成績も学年が上がるにつれて伸び、時間の管理能力を身につけることの大切さを実感しています。勉強に対して大きな自信もつきました。「ジグソー法」で協働学習を展開。学びを深めていきます。昨年度はディープ・アクティブラーニングという手法を用いた授業を展開しました。「動機づけ」→「方向づけ」→「内化」→「外化」→「批評」→「コントロール」という過程をへることで、外的活動における能動性だけでなく、内的活動における能動性も重視しました。生徒たちも確実にアクティブラーナーへと成長しています。高校2年生の「世界史探究」では、反転授業で ①教科書で予習、②授業の最初に準備ができているかを問う小テストを実施、③ルーブリックで学習単元の目標を明示、④大きな問いを提示し、授業のゴールイメージを提示、⑤単元の最後には大きな問いを個人解答、⑥最後にルーブリック評価で自己・他者評価を行います。この取りくみは、「共通テスト対策」「国公立2次試験対策」にもつながります。ICT推進委員会委員長 塚本 光教頭 飯田 公彦高校1年生P.10 参照TQノートによるTQ能力の向上高いレベルの英語力の定着自学自習力自学自習のための環境キャレルタイプの自習室を毎日平均130名の生徒が利用。自習室の利用時間は高校1・2年生が20時まで。高校3年生は21時までとなっています。試験2週間前の時期には450名を超える生徒が校内で勉強しています。この他にSIC(図書室)にも自習机とグループ学習室があります。また、18時まではラウンジやオープンスペース、選択教室でも自習できます。の育成システムZ(Todoroki Literacy Center)● キャレルタイプの自習室(2室)約150席● チューター1日15名〜20名態勢で質問対応● SIC(図書室)にも自習及びグループ学習スペースあり7TQノート ー学習計画を自らプランニング&管理ー自学自習の習慣を定着させるには、自分で学習計画を立てることが必要です。その基本となるのが、時間の管理。本校では生徒全員が入学時から「TQノート」を持ち、学習予定などを書き込んでいき、進捗を自己管理。その結果に基づき、放課後、多くの生徒が自習室で勉強してから帰宅しています。「アクティブ・ラーニング」とICTを組み合わせた授業を展開本校では2015年度からICT(情報通信技術)による最先端教育を推進しており、電子黒板を全ホームルーム教室に設置しました。また、2017年度からiPadの導入が始まり、2019年度には全校生徒が1人1台のiPadを所持しました。このiPadを使用して、授業やホームルームを進めます。これにより、生徒の考えや解答を、教員と生徒間で共有したり、電子黒板に映して生徒が発表したりすることも可能になり、生徒がより主体的に学べるようになります。さらにアクティブ・ラーニングの「知識構成型ジグソー法」を授業に導入しています。グループをつくって理解を深め、問題解決能力を育む協働学習法です。この「アクティブ・ラーニング」とICTを組み合わせた授業を展開し、論理的思考力や共感力も育んでいきます。先生たちも日々学び続けるICT教育。等々力のICTは進化し続けます。等々力生活における学びを充実させることと、情報リテラシーを身につけることを達成するために、生徒たちはiPadを用いた学校生活を送っています。授業の教材配布、課題の提出、委員会、部活動、行事などでの学年を越えた連絡、授業の予習復習としてWeb上の映像授業を見たり反転授業として利用したりするなど、さまざまな学びの場面でiPadが活躍しています。一方で、日常的にインターネットにつながる環境は、社会の一員としてインターネット上の問題について理解する機会を我々に与えてくれます。2015年の全教室への電子黒板設置、2017年のLAN環境整備、その後iPadを段階的導入し2019年に全学年生徒が所持という歴史を経て、特にこの5年間で等々力の授業は大きく進化してきました。また年1回、こうした等々力の授業を広く知ってもらうため「ICTフェア」という公開授業&教員セミナーを実施しています。今後も、首都圏私立中高で初のロイロ認定校として、等々力のICT教育は日々成長を続けています。記憶定着アプリによる英語自主学習自学自習力育成のため環境づくりTLC目標未到達者へのコーチング

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