2025年度パンフレット_東京都市大学等々力中学校・高等学校
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生徒もいて刺激になりました。T 藍桐祭に来て生徒が楽しそうにいきいきと展示や発表をしている姿を見たことです。また、学校説明会では先生方が生徒の目線に立って、ともに高い目標を達成しようとしている姿勢が伝わってきたことも理由にあります。私もこの学校に入学したら、自分の力を伸ばすことができると確信して受験しました。S 小林先生には何度も面談をしていだき、的確なアドバイスをしていただきました。中1から入っていたバレーボール部を高3まで続けるよう、背中を押してくださったのも小林先生です。ひとつのことをやり遂げたことで大きな自信になりましたし、受験を乗り切るための体力や集中力も養われました。小林 小学生の頃からずっとクラリネットを習い続けてきたAさんは、途中から音楽の道に進路を変えようとしていました。私はAさんの気持ちを尊重しつつも、小5で英検準1級に合格できたという英語力をさらに国際系の学部で磨いてほしいと願っていました。A 当時の私は東京藝術大学か東京音楽大学に進みたいと思っていました。でも、高2と高3の時に私の担任を務めてくださった江口先生と面談を重ね、一般の大学に入っても音楽は続けられると考えるようになったんです。私は今、100年以上の歴史があり、多くの音楽家を輩出する早稲田大学交響楽団に所属し、クラリネットを担当しています。江口 本校を卒業してすぐに音大に行くのか、音楽の道に進んでから、一般の大学に入り直す貴重な体験を積み重ね、行事や部活動に励み、友情を培いながら、高い志を胸に歩んだ日々。Sさんは早稲田大学文化構想学部に、Aさんは早稲田大学国際教養学部に、Tさんは慶應義塾大学理工学部にそれぞれ合格。この3人に中高時代の思い出や将来のビジョンなどを語ってもらいました。聞き手は、小林直幹教諭(社会担当)と江口大賀教諭(理科担当)です。小林教諭も、江口教諭も3人の担任を務めていました。20早稲田大学交響楽団で好きな音楽を続けています小林 私はSくんが中3から高3までの4年間、Aさんが高1の時に1年間、Tさんが中3から高1までの2年間担任を務めています。 Sくんはクラス委員の他、バレーボール部の部長、生徒会の書紀、謝恩会委員となってリーダーシップを発揮していました。成績も優秀で、私の母校である早稲田大学をすすめたところ見事合格を果たし、非常にうれしく感じています。都市大等々力に入学したら自分の力を伸ばせると確信小林 みなさんが都市大等々力に入学したきっかけを教えてください。S 初めてこの学校の文化祭である藍桐祭を両親と訪れた時、校内で迷っていたところ、上級生の方に声をかけていただき、案内までしていただいたんです。その方のやさしさから、あたたかな校風が伝わってきて、僕も、いっしょに来ていた両親もこの学校を気に入って受験しました。A 私は小学生の頃、父の仕事の関係からロンドンで暮らし、現地校に通っていました。日本に帰国し、ロンドンで身につけた英語の力をさらに高められる学校を探していた時、帰国生など高い英語力を持った生徒を集めて抜き出し授業を行うαクラスが都市大等々力にあることを知ったことがきっかけです。入学してαクラスに入ると、小さい頃から英会話を習い、一度も海外に行ったことがないのに流暢に英語を話せるひとつのことをやり遂げたことが大きな自信になりました早稲田大学、慶應義塾大学にそれぞれ現役合格3人が都市大等々力での6年間を振り返る

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