2025年度パンフレット_東京都市大学等々力中学校・高等学校
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中2対流 思考実験1燃えるしくみ実験2ロウソクの化学炎のしくみ 炎色反応 発展実験3ガスバーナーの使い方、水の加熱ガスバーナー、観察の重要性実験4物質の分類①実験5物質の分類②実験6密度・硬貨の成分中1実験1測る実験2光の性質①(反射)反射の法則実験3光の性質②(屈折)光の屈折実験4光の性質③(全反射)全反射実験5光のつくる様々な現象反射・屈折・全反射 思考 実験6光の性質④(分光)プリズムを用いた分光、ニュートンの功績 発展 洗練された特別プログラムによる理数へのアニマシオンの刺激● 実体験を伴った学び(理科の授業、フィールドワーク)● 最先端の学び(都市大との連携による最先端科学講座、医療・理系探究型オーストラリア 夏季語学研修)1stステージ(中1・中2)の理科の授業は実験(+調べ学習)のみで構成● 教室で「教える」授業から生徒が体験を通し「主体的に学ぶ」授業へ● 予習(用語、教科書)→実験→まとめ(考察、発表)の学習サイクル● 教科書内容を超える計画的かつ効果的な実験(発展型・思考型・探究型)2ndステージからは先取り+演習で大学入試対策● 中3以降も特別プログラムは実施● 難関大学合格ロードマップに沿った授業+実験+演習● 年間を通じて「理科体験プログラム」を実施 普段の授業では学びきれない実験やフィールドワークを行っています。第1ステージ(中1・中2)の理科の授業はすべて実験室で班ごとに行い、「予習→実験→まとめ」のサイクルで取り組みます。1分野、2分野それぞれで100近いテーマを扱います。年間100近いテーマの実験・観察を行いました。授業の満足度を教えてください。■ 満足している■ その他30.5%ICT推進委員会委員長 塚本 光教頭 飯田 公彦SST01SST02SST03「ジグソー法」で協働学習を展開。学びを深めていきます。昨年度はディープ・アクティブラーニングという手法を用いた授業を展開しました。「動機づけ」→「方向づけ」→「内化」→「外化」→「批評」→「コントロール」という過程をへることで、外的活動における能動性だけでなく、内的活動における能動性も重視しました。生徒たちも確実にアクティブラーナーへと成長しています。高校2年生の「世界史探究」では、反転授業で ①教科書で予習、②授業の最初に準備ができているかを問う小テストを実施、③ルーブリックで学習単元の目標を明示、④大きな問いを提示し、授業のゴールイメージを提示、⑤単元の最後には大きな問いを個人解答、⑥最後にルーブリック評価で自己・他者評価を行います。この取りくみは、「共通テスト対策」「国公立2次試験対策」にもつながります。5.0%19.1%45.4%2.0%98.0%毎回の実験・観察でしたが、あなたの授業への参加の状況を教えてください。■ 主体的に参加した・  概ね主体的に参加した。■ その他教科書内容を超える計画的かつ効果的な実験授業(抜粋) [発展型・思考型・探究型]思考発展方法授業のスタイル(実験・観察中心)と学習内容の理解度を教えてください。■ 予習・実験のセットで  学ぶことで理解が深まった■ 実験・観察を通し、単なる  知識だけでない体験的な  理解ができた■ 概ね理解できた■ その他13.3%86.7%タイトル物理分野テーマ物理量のとらえ方、観察の重要性化学分野タイトルテーマ有機物・無機物金属・非金属 方法密度測定、黄銅の成分思考・工夫を要する実験教科書内容を超える実験生徒が方法を決める実験まとめ考え、話し、調べ、書き、質問する。これらをグループで行います。書き込みます。予 習教科書を読み、用語を調べ、ノートに実 験充実した実験設備で探究型実験を行い、考え、話し合う姿勢を養います。7SST学びのサイクル「教えられる授業」から「自ら学ぶ授業」へ。学習の本質に迫る理科教育「SST(Super Science Todoroki Program)」を展開しています。「アクティブ・ラーニング」とICTを組み合わせた授業を展開本校では2015年度からICT(情報通信技術)による最先端教育を推進しており、電子黒板を全ホームルーム教室に設置しました。また、2017年度からiPadの導入が始まり、2019年度には全校生徒が1人1台のiPadを所持しました。このiPadを使用して、授業やホームルームを進めます。これにより、生徒の考えや解答を、教員と生徒間で共有したり、電子黒板に映して生徒が発表したりすることも可能になり、生徒がより主体的に学べるようになります。さらにアクティブ・ラーニングの「知識構成型ジグソー法」を授業に導入しています。グループをつくって理解を深め、問題解決能力を育む協働学習法です。この「アクティブ・ラーニング」とICTを組み合わせた授業を展開し、論理的思考力や共感力も育んでいきます。先生たちも日々学び続けるICT教育。等々力のICTは進化し続けます。等々力生活における学びを充実させることと、情報リテラシーを身につけることを達成するために、生徒たちはiPadを用いた学校生活を送っています。授業の教材配布、課題の提出、委員会、部活動、行事などでの学年を越えた連絡、授業の予習復習としてWeb上の映像授業を見たり反転授業として利用したりするなど、さまざまな学びの場面でiPadが活躍しています。一方で、日常的にインターネットにつながる環境は、社会の一員としてインターネット上の問題について理解する機会を我々に与えてくれます。2015年の全教室への電子黒板設置、2017年のLAN環境整備、その後iPadを段階的導入し2019年に全学年生徒が所持という歴史を経て、特にこの5年間で等々力の授業は大きく進化してきました。また年1回、こうした等々力の授業を広く知ってもらうため「ICTフェア」という公開授業&教員セミナーを実施しています。今後も、首都圏私立中高で初のロイロ認定校として、等々力のICT教育は日々成長を続けています。

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