11 月9日~12日、中学3年間最大の行事である三泊四日の修学旅行が行われました。
生徒たちにとっては二年ぶりの宿泊行事。数日前からワクワクそわそわしながら、当日を待ち望んでいたようです。
本校の修学旅行は「平和と命の旅」と称し、九州を縦断しながら平和や環境問題について学び考え議論しあう壮大なプログラム。
熊本の水俣では、水俣病の資料館見学にとどまらず、加害企業・行政・患者の方など様々な立場の方にお話を聞き、複雑で一筋縄ではいかない公害問題について考え、「もやい直し」と呼ばれる地域の絆の復興運動についても肌で感じることができました。
長崎では平和学習です。原爆、戦争といったテーマは歴史や国語の授業で学んでいるものの、実際に被爆体験講話を聞き、資料館を見学することで、より身近に切実なものとして胸に迫りました。
本来にぎやかに過ごしたい食事の時間はコロナ対策のため黙食、マスク・検温・消毒を気にかけ、例年にはない我慢を強いられる場面もありました。そんな中でも生徒の皆さんの態度は立派で、現地の方々にもたくさん褒めていただきました。
長崎市内での班別自主研修や、ハウステンボスでの自由行動など、楽しいことも盛りだくさんの修学旅行。送り出してくださった保護者の方や現地の皆さんに支えられ、大いに学び大いに楽しんだ、最高の4日間となりました。
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