11/30(土)、中3学年の行事としてワールドピースワークショップを行いました。この行事は広島や長崎を訪れた修学旅行で学修した内容を振り返りながら、各国の大学から招いた留学生と共に各クラスのテーマに関して議論を行い、そのまとめを発表する行事です。
テーマは1組から順に『平和の定義とは何か』、2組『核兵器で世界は平和になるのか』、3組『原爆は日本に落とされるべきだったのか』4組『世界はどうなれば平和になったと言えるのか』、5組『世界の貧困を防ぐためには何ができるか』、6組『戦争しないために我々のできることは』。「日本人の6人に一人が貧困状態」という時事的な問題に関連して韓国の留学生から「老人貧困」という韓国が抱える現状の説明を受けたり、「貧困を失くすために仕事を増やす」という生徒の意見に対して「ではどうすれば仕事は増えるのか?」と留学生がより深い問いかけをしたりと、各クラスで活発な話し合いがなされていました。また、留学生と英語で話し合いをしたクラスもあり、国際色豊かな光景も見られました。
多様な価値観に触れ、意見の異なる相手と活発な議論を行うことで多くの刺激を受けることができた様子でした。本日の貴重な経験をきっかけに、未来の世界平和を担う一員としての自覚を育んでいってほしいと思います。
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